とあるメガネをかけること
ぼんやりと見えるものを、もうすこしはっきりと見たいとき、①ものを手元に近づけてみたり、②眼鏡をかけてみたりする。
はっきりと見たいが(色々な理由で)そばには寄りたくない・近付くことができないときは②眼鏡をかける が選択される。
ぼけーっと生きていても、一生懸命に暮らしても、どのようなライフスタイルであっても生きている限りはトラブルに遭遇する。そして、多くの場合トラブルの根本原因を探っていくと人間関係に帰結するのではないか、という気がする。
自分でない誰か同士が争っているようなとき、近寄りたくない・巻き込まれたくはないが、かえってそういうときに関心が引かれてしまいがちで、火の粉を浴びない程度の距離で遠巻きに眺めている分には実際面白いものであったりする。
ところでところで、「東大政治学 = TODAI POLITICAL STUDIES」という本が昨年出版されており、パラパラと読んでみると、人間社会に政治がなくならない理由として三つの要素が挙げられている。
東京大学法学部「現代と政治」委員会 編. 東大政治学, 東京大学出版会, 2025.9. 978-4-13-033111-1. https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I033694650